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リファービッシュとは「刷新する・改装する」と言った意味の言葉で、流通の段階で回収した初期不良品などをメーカーが修理・整備して再流通した商品のことです。
昨年「はなまるマーケット」でも高級掃除機ロボットルンバのリファービッシュ品が格安ととりあげられ話題になりました。
一度出荷されたので中古品扱いとなりますが「メーカー再生品」として一般の中古品とは区別して販売されることが多いです。
新品よりも安く、性能も安心なリファービッシュ品のサイトはアマゾンや楽天などで簡単に検索することが出来ますが、利用にあたっての注意点も確かめましょう。
リファービッシュ品のデメリット
安く安心、といってもその特異性からリファービッシュ品にもデメリットはあります。それらを納得した上で購入しないと不満が残る可能性もあるのでリファービッシュ品の特徴をよく理解しておきましょう。
◆カタログは存在しない
お目当ての商品がいつも売り場やサイトにあるわけではありません
◆一点限りが多い
在庫が膨大な場合は再生するよりも廃棄したほうがコストが安い場合もあります。
◆返って高くついている場合もある
ノートパソコンの見た目は古いモデルでも中身は最新のモデルと同じ、というように型落ち製品なのに価格が高い場合もありえます。
◆メーカー保証の期間に注意
通常1年の保証期間が90日等短い場合もあります。保証期間を確かめることも必要です。
また、再整備において耐久テストや試験をコストをかけて実施しているとは限りません。どんな初期不良だったのかは知る由もないので場合によっては不安が残る場合もあります。
リファービッシュ品はメーカー直販サイトを選びましょう
先にデメリットを並べ立てましたが、メーカー直販サイトを利用すればほとんど問題ありません。リファービッシュ品の特徴を踏まえ積極的に利用したいといえます。
リファービッシュ品は新品よりも安いですし何よりもメーカーが再整備をしているので長期間倉庫に眠っていた新品や店頭商品よりも整備が行き届いていることも多く信頼性が高い可能性もあります。
しかし、再整備にメーカーが関わっていない場合もあり、その場合信頼性は大きく損なわれると言っても良いでしょう。価格だけで選ばず、メーカー正規品を選びましょう。
メーカーの一年保証がついていることも多いので多少割高でもメーカー直販サイトのリファービッシュ品なら安心です。
リファービッシュ品は家具や衣料品も有りますが、特に多くあるのが家電製品です。家電は改修の原因となった部品を交換するだけで修理できるので手間がかからないためです。
と言っても大型家電は大きな改修が必要なためあまり見られず、パーツ交換が簡単に出来るパソコン等のデジタル製品がリファービッシュ品の主流となっています。
希少価値の限定モデルが見つかることも
メーカー直販サイトではなかなか手に入りにくい限定モデルが見つかる場合もあります。
中には付加価値がついて中古品でも高値がついている中古品でもメーカーのリファービッシュ品なら定価をもとにしているので安く手に入ることもあります。
また、日本では流通していない海外家電のリファービッシュ品が並行輸入されることもあり、そのような商品を扱っているショップを見つけることも出来るはずです。
まとめ
安くて信頼できるのがリファービッシュ家電の魅力です。メリットは
・新型の商品も割安で手に入れられる
・初期不良の不安が新品より返って減る
・メーカー保証があるので安心
ですが、再整備がメーカー以外で行われている一種のまがい物も存在します。
購入にあたってはメーカー直販サイトから、並行輸入の場合はサイト内にメーカー正規品であることが明記されていることを確認しましょう。
またメーカーから依頼を受けて整備を代行する企業も存在しているので注意が必要です。
リファービッシュ品を選ぶ場合は多少高くてもメーカー直販で信頼性を買うと考えるとよいでしょう。
おまけ
アップルのオンラインストアで、ラップトップのリファビッシュドを買った事があります。
新品と同じく１年の保証がついていて、見た目も中身も新品同様、全く問題ありませんでした。
何年も使って、調子が悪くなった時はアップルストアで修理もしてもらいました。
高校でコンピューターのクラスを教えている知人が、学校で使うコンピューターは全部リファビッシュドで調達していて、大丈夫だと言っていたので決めました。
メーカーが、保証付きで直接販売している物なら安心だと思います。
eBayとかで見かける物は、ちょっと躊躇しますね。発言小町
