【PR】
マネー
このエントリーをはてなブックマークに追加

人生の分岐点で失敗しない住宅に必要なお金の話~結婚を意識する30代必読!

結婚は分岐点。人生に必要なお金

 

3大出費としてよく言われるのが、老後資金・教育資金・住宅資金。独身、既婚、親との同居等生活の基盤によっても必要なお金は異なります。

人生の分岐点、とも言われる30歳に突入したら知っておかないとまずい3大出費の一つ、住宅に必要なお金の話をシーン別に解説。特に独身で結婚を考えているあなたは必読です。老後を安心して迎えられるかどうかはいまの選択次第です。

 

30歳は人生の分岐点

 

晩婚化、非婚化と言われる現在ですが結婚を切実に意識し始めるのが30歳。男性の初婚年齢が30歳前後ということもこれを物語っています。結婚は自分の人生が自分のモノだけでなくなる瞬間でもあり、人生の分岐点です。

ここでお金の使い方を間違えると先々老後の生活にも大きな支障が生まれかねません。結婚は住宅、教育という大きな出費に直接係ってくることだからです。

結婚に必要な費用は大きくわけて2種類、結婚式そのものにかかる費用と結婚後にかかる生活費に分けて考える必要が有ります。

 

結婚式で必要になる費用はどのくらい?

 

ごく一般的な結婚式の平均費用は一人100万円前後です。

結婚式自体はしなければごくわずかで済むし、かけようと思えばいくらでもかけられるもの。お金がないからと結婚自体を諦める必要もありませんが、結婚後の生活に影響するようなお金の使い方もしてはいけません。

いわゆる結婚式をした人の平均ですがおよそ400万円という数字が有ります。ただしご祝儀(平均約220万円)がありますから実際に負担する額は約半分の200万前後、それを2人で折半とすれば約100万となります。

最近の傾向としてブライダルエステや新婚旅行にかけるお金が伸びています。妻が若い場合には招待客が多いという報告もあり、披露宴にかかる費用も増え、またエステ等にかける費用も多くなっています。

 

結婚後の臨時出費と生活費

 

まず住居費用。賃貸の場合は家賃の他に敷金や礼金もかかります。初期費用をしっかり確認して予算を確保しておきます。引越し費用も含め50万前後(賃貸料、引越し先までの距離などにより異なります)が一般的です。

家電や生活必需品(ベッド、テーブルなどの大物)を新調するとかなりの費用がかかるので予算とにらめっこをしてとりあえずないと困るものから揃えましょう。

どちらかの住居に引っ越す場合は初期費用はないので引越し費用、家電等の買い足し程度で済むので10万前後でしょうか。

 

生活費

平均的な世帯の生活費ですがおよそ17万円程度(家賃含む)。都市部では家賃や物価が高いのでもっとかかります。当初2,3ヶ月はこれが意外とかかります。通常の1.5倍~2倍を見込む必要が有ります。

生活を始めると足りないものが後から後から湧いてくる(笑)これがバカにならないのです。例えばお風呂の洗面道具、トイレ掃除グッズ等等。やりくりもまだうまくできないでしょう。生活費が落ち着くまでは普段の1.5倍から2倍かかると覚悟しておきましょう。

ここは何か他のもので代用する、と言った節約の知恵もしっかり使うと出費を抑えることはできるので頑張って!ただし時間がかかる代用案は費用対効果をよく考えましょう。お金を出したほうが得なことも有ります。

 
 

住宅に必要なお金

 

ひところに比べマイホーム願望は低下しているとはいえ、住宅の購入は人生3大出費の一つです。結婚当初は賃貸が多いですが、先に述べたように賃貸でも初期費用はある程度の額が必要ですし、毎月一定額が必ずでていくので同じ支払をするならマイホームを、と考えるのは自然でしょう。

住宅ローン、賃貸料どちらも同じお金を払い続けた場合35年後にマイホームは手元に残りますが、賃貸は何も残らないからマイホームのほうが得?とは言え35年後にマイホームに資産価値があるかどうかはわかりません。

 

賃貸とマイホーム、どちらがお得?

 

結論を先に言うと、お金だけを単純に比較した場合はどちらもさほど変わりはない、というのが現実です。しかしマイホームには安心感や充実感と言った付加価値が有ります。

家族計画や収入の予想、仕事や親との関連等様々な要素があるので住宅は購入か賃貸かどちらが良いかはお金の損得だけで考えることは出来ません。

とりあえず、お金だけの比較をしてみましょう。

マイホーム購入

借り入れ額 4000万円
35年ローン
金利2.4% (35年固定金利)
毎月払い(ボーナス払いなし)
返済額 140,863円
管理費 15,000円
修繕積立金 8,000円
毎月の支払額合計 163,863円
住宅ローンの支払総額 59,162,207円
払った利息の総額 19,160,000円

 

この他にもローンの保証料、団体信用生命保険料、登記料で約100万円、固定資産税もかかります。35年間ではおよそ630万円にも!総計では6600万前後になる計算です。

賃貸の場合

家賃、共益費込で14万
35年間住み続けた場合の総額は単純計算で5880万円(更新料、値上げなどは除く)

かなり強引な比較ですがお金だけで比較すればマイホームも賃貸もさほど変わりはない、ということです。

 

住宅という消耗品とどう付き合うか

 

住宅購入はお金の損得で考えるのではなく、消耗品としての家とどう付き合っていくかを考える必要があります。

マイホームが賃貸と決定的に違う利点が一つあります。それは住宅ローンの返済中に万が一借り入れた人がなくなった場合。

住宅ローンに付いている団体信用生命保険が、借り主が万が一の場合残りの返済額を保険会社が支払ってくれます。遺族は住宅ローンを免除され、家が残ります。

極端な例ですが住宅ローンの借り入れ契約を結べば、翌日に契約者がなくなっても住宅ローンは全額免除されて遺族に家が残るのです。

一方賃貸の場合は家賃の免除はなく今までと同じに支払をしなくてはいけません。

この点に関してはマイホームの方が圧倒的に優れています。

また、子供が増えて適当な賃貸物件が見つからずマイホームを考えるケースも多いです。

*借り入れの時に役立つ住宅ローンの基礎知識は次回記事でまとめます。⇒

 

住宅はリスク資産

 

「住宅は資産だから、投資と同じ。返済が厳しくなったら売って精算すればいいじゃないか」というのはバブル時代のお話。現在は余程の条件がない限り経年とともに資産価値はどんどん下がっていきます。

わざわざ価値が下がる資産をローンを組んで金融機関からお金を借り入れて購入することは、投資としては考えられません。

つまり、資金の80%以上を住宅ローンで借り入れた場合、いざ売ろうとしても売却金額よりも住宅ローンの残高の方が多い場合が少なくありません。

返済ができなくなり家を売ってもローンの残高が残っていたら、それをどうやって返済しますか。もう家を担保にすることも出来ません。

 

貯蓄分も考えてローンを組むこと

 

「いくら借りれるか」ではなく「いくらまでなら変えしていけるか」

住宅ローンの相談では「いくら借りられるか」がメインとなりがち。しかし住宅購入は「いくらなら返していけるか」が重要なのです。さらにローンが終わるまでの不測の事態に備え年収の15%程度を貯蓄に回せるように借り入れ額を設定することも重要です。

金融機関の審査の基準は一般的に公表されていませんが、およその判断で借りられる額は

年収 400万円未満 30%以下
年返済比率 400万円以上 35%以下

 

と言われています。

この基準ですと年収380万円の人は年間114万円、月返済額95,000の住宅ローンなら借りられることになります。35年返済、金利2.4% 元利均等なら2690万円まで借り入れの可能性があるということです。

ここで配偶者に280万円の収入があり、2人の収入を合算すると同じ条件で5460万円まで借り入れ可能となります。しかし35年間共働きが出来る保証はありません。収入合算は余程のことがない限りしないほうが良いでしょう。

そうです。借り入れる金額は

「いくらまでなら返せしていけるか」

「貯蓄に回す余裕があるか」

で決めることが重要です。

この他にも不動産取得税(一回だけ)と固定資産税(所有している間毎年納税)、長い年月には修繕も必要ですからそのお金のことも考えておかねばなりません。

 

住む場所で大違い!助成制度は住居探しのチェックポイント

 

以前は出産に関する助成制度は住んでいる地域によってバラバラでしたが、現在は全国同じで助成されています。しかし子供の医療費に関しては未だにバラバラです。

同じ都道府県でも、たったひと駅違うだけで大きな差があることも少なくありません。住んでいる市区町村によって助成の中身が違うので新居探しや住宅購入の際には、候補地の助成制度についても調べることをおすすめします。

 
 

まとめ

 

30歳は結婚を意識するトシでもあり、人生が大きく変化する分岐点と言えます。結婚によってそれからの人生が大きく変わるからです。

人生の3大出費の一つ住宅購入は大きな買い物です。ローンを組む場合の注意点は2つ。

・いくらまでなら返していけるか
・収入の15%程度を貯蓄に回す余裕はあるか

借り入れが出来る額でローンを組むと、先々のリスクに対処することが厳しく、教育ローンや車のローンと言った別の大きな出費が出来た時に家計が苦しくなってしまいます。

住宅ローンも借金です。将来あなたが稼ぐであろうお金を前払いで借り入れしています。

不測の事態が無いとは言えません。そのことを忘れずに資金計画をたてて下さい。

 


ぼっち充にオススメの抱きまくらが進化しすぎな件

住宅ローンの基礎知識へ⇒


借り入れ比較と見直しトップへ⇒


総合トップ節約精鋭部署の借り入れ削減術トップへ⇒

このエントリーをはてなブックマークに追加

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村