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残高スライドリボルビング方式

残高スライドリボルビング方式

借り入れたお金の返済方法で、毎月の返済額が一定の「リボ払い」は支払いが楽なようですが返済金はまず利息手数料として当てられ、残りが元金に当てられるます。

借入残高が多いと支払う利息も多くなり、毎月同じ額を返済するリボルビング方式では元金がなかなか減りません。

これを回避するために採用されているのが残高スライドリボルビング方式です。リボ払いに借入残高に応じて返済金額が変動する仕組みを追加した方法です。

毎月の返済額が借入残高に応じてスライドしていきます。一般的に消費者金融ではこの残高スライドリボルビング方式を採用しています。

返済が続けば残高は減り、総返済額もへりますが、追加の借入をすれば残高は増えるので総返済額も増えます。

定額方式と定率方式が有りそれぞれ元利定額、元金定額、元利定率、元金定率の4種類があります。

残高スライドリボルビング方式

毎月締め日に借入残高を確定し、借入残高に対して段階的に返済の定額、あるいは定率を変更(スライド)する方法です。

例えば
借入残高が5万円以下なら月々の返済額は5千円
10万円           1万円
20万円           2万円
↓             ↓
といったように借入残高に応じて毎月の支払額がスライドします。

残高スライドリボルビング方式は大きくわけて残高スライド定額方式と残高スライド定率方式があり、それぞれさらに元利均等方式、元金均等方式にわけられます。

定率方式は借入残高に定率をかけて返済額を計算するのでなかなか返済が終了しないというデメリットが有ります。

残高スライド定額方式

借入残高に応じ段階的に返済の定額を変更する支払い方法です。定額リボルビング方式にスライド制を入れたものでよく使われています。

残高スライド元利定額リボルビング方式と元金定額リボルビング方式があります。

⇒ それぞれの支払い例はこちら

 

残高スライド方式のデメリット

借入残高が少ないと毎月の返済額も少ないので無理がない返済ができ楽なように思えます。

ただし毎月の返済額が少ないため借入残高もなかなか減らず、返済期間も決まっていないため長くなりがちで利息が増えるため返済総額が多くなることに。

これを防ぐには繰り上げ返済が良いでしょう。

例: 30万円を金利18%で借り入れた場合
借入残高    最低返済額
20万円~30万円  月11,000円
10万円~20万円  月 8,000円
1万円~10万円  月 4,000円
このまま完済すると返済期間5年3ヶ月、返済総額は約42万円

これを毎月5,000円増額して それぞれ16,000円、13,000円、9,000円で返済していくと
返済期間は2年6ヶ月、返済総額約36万円となります。

返済期間は約半分、返済総額は6万円も減ります。

ボーナス時だけでも追加返済をすると効果があります。

例えば年に2回、それぞれ5万円を追加で返済すると返済期間は1年8ヶ月、返済総額は約35万円と期間は3分の1、返済額は7万円も減ります。

 


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