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キャッシング枠ってなんだろう？
「レジでの会計をスムーズにしたい」「高額な買い物で、現金をすぐに用意することができない」あるいは「現金をあまり持ち歩きたくない」といった時に、クレジットカードを使うのではないでしょうか。
このクレジットカードには「ショッピングに使えるお金の限度額を設けているショッピング枠」の他に「キャッシング枠」というものが存在します。
キャッシング枠とは、「お金を借りることができるシステム」のこと。
例えば、利用したいお店が「カードが使えない、現金でしか買い物をすることができないお店」だった場合に手持ちが足りなさそうな時。
この様な場合、キャッシング枠を使ってATMから融資を受け、現金を引き出せるのでお店の利用を諦めずに済みます。
この引き出し可能なお金の限度のことを「キャッシング枠」と呼んでいます。
キャッシング枠の限度額の範囲であれば何度でも引き出しが可能。事前に利用可能なキャッシング枠は設定されているので使いたいときに審査もなく 担保を用意しなくても借りることができます。
今すぐ「現金が欲しい」という時に大変便利です。
キャッシング枠の限度額はどのくらい？
クレジットカードによっても、その人によってもキャッシング枠の限度額には違いがありますが、限度額の設定に関わってくると言われているのが「年収」です。
2010年6月に完全施工された「賃金業法」で総量規制と言い、年間に借りることができる金額の上限は年収の三分の一*までと定められました。
つまり、年収の三分の一以上のお金は借りることができない、ということです。
また、自分のカードの限度額がいくらなのかについてはきちんと把握をしておきましょう。限度額については、明細書などで確認ができます。
*クレジットカードのショッピング枠は「貸金業法」は適用されません（リボ払い、分割払い、ボーナス払いには、別途「割賦販売法」が適用されます。借り入れが年収の3分の1を超えていても買い物も可能。
参考＊ 日本貸金業協会 貸金業法についてQ&A http://www.0570-051-051.jp/contents/faq/regulation.html
まとめ
クレジットカードのキャッシング枠はとても便利ですが、コンビニのATMでも処理が可能であるなど、あまりにも簡単にお金を借りることができるという問題点もあります。
カードを使ってお金を引き出していると、それがまるで「銀行のキャッシュカードで自分のお金を引き出している」かのような感覚に陥ることも。
限度額が設定されているとはいえ、これが多額の負債を抱える要因にもなっていると指摘されています。
キャッシング枠でお金を借りたら、利子と一緒に期日までにきちんと返すこと。キャッシング枠を利用するなら、これを徹底することが必要です。
今すぐにお金が必要なときに便利に使えるキャッシング枠、返済が確実に出来る場合など上手に使えるのなら大いに利用しても良いサービスです。要はあなた次第！
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