クレジットカードを作る時に無意識に選んでいる国際ブランド、違いはどうなのでしょうか。
先に結論を述べると、大差はありません。
国際ブランドとはVISA、マスターカード、JCB、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブの5つを言います。国内のカード会社が発行しているクレジットカードはほとんどこれらの国際ブランドと提携したカードです。
加盟店の数
国内ではJCBが圧倒的に多く、海外ではVISA、MASTERが多いです。JCBは、商店街や地方のちょっとしたお店も加盟店になっているからです。（都市部ではJCB、VISA、MASTERどれも大差はありません）。
ただし、現金支払が多いこともありカード決済は手続が煩雑なので露骨に嫌がる店もあるそうです。
都市部で新規にオープンする店舗の中には、VISA、MASTERしか使えないという店も見かけるようになりました。
海外で人気のあるブランドは？
一方、VISAはバンク・オブ・アメリカ（バンカメ）を期限とするのでアメリカ圏に強く、MASTERはアメリカ発祥ですがヨーロッパ圏にいち早く進出したことでヨーロッパ圏で知名度が高いとされています。
JCBの場合、アジア圏で使用店舗も増えてきているようですが、まだ少数です。欧米では日本人観光客が多く集まるようなごく一部の店でしか使えません。
しかし、JCBの設けているサービスラウンジ「JCBプラザ」のサービスの質は定評があります。
http://plaza.jcb.co.jp/travel/chiiki_travel/plaz …
海外旅行が初めて、など不慣れな場合はいざと言うときのために日本語サービスのあるJCBカードを持っておくと安心です。
ちなみにVISA、マスターカードのゴールド以上のステータスカードは空港ランジサービスがグレードアップします。
JCBもVISAもMASTERも、加盟店が多いかどうかのほかには特に優位な点があるわけではないので、大差はないと言う結論になります。
一枚目と言うことであれば、海外旅行に行く場合の行き先やステータス等でVISAかマスターカードを選ぶと無難ではないでしょうか。
クレジットカードの3つのキーワード
国際ブランド⇒クレジットカード決済機構。加盟しないとクレジットカード決済が出来ない
イシュア⇒カードを発行している会社
アクワイアラ⇒カードの取り扱いを管理する決済提供会社
カードで支払いがあると
加盟店は決済をアクワイアラに照会⇒アクワイアラが承認⇒国際ブランド経由でイシュアに情報を送付⇒イシュアは国際ブランドを通して代金をアクワイアラに支払う⇒イシュアがカード利用者に代金を請求
という流れでカード決済が処理されます。一枚のカードに複数の会社が複雑に関わっているのです。
⇐クレジットカード使用５つの注意点
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