クレジットカードを作るとき、やはり多くの人が意識するのは「還元率」です。
つまり「いくら使ったらいくらポイントがたまるのか」に重きをおいて考えることが多いということですね。
しかし、ポイントの還元率が高いからと言って「お得なカードである」とは限りません。
還元率に騙されるな!実は盲点があるクレジットカードのポイント
いくら還元率が高くたって、それが使えないポイントなら意味がありません。実は、高還元率と謳われるカードでありながら「思ったほどよくない」と言われるカードも多くなっています。
ここで、高還元率のクレジットカードにある盲点について考えていきましょう。
●還元率が良くても、ポイントの使い道が少ない
よく言われるのが「還元率は良かったとしてもポイントの使い道が少ない」というもの。
「高い還元率だから、カードを作れば絶対にお得!」などと謳われているクレジットカードも、実際に使ってみたら「思ったほど使えない」というケースも多いです。
例えばクレジットカードの中でも還元率が高いと有名な「リクルートカードプラス」。
最低でも2パーセントの還元率というこのクレジットカードは、数あるクレジットカードの中でも特に還元率が高く、「お得だ」と言われています。
しかし一方で、このリクルートカードプラスのポイントは「他のクレジットカードにくらべて使い道の幅が狭い」との評価も。
リクルートカードプラスのポイントは、あくまでリクルートカードプラスで使うことが前提になっており、他社で使うことが難しくなっています。
最近になりPontaポイントとの併用が可能になりましたが、Pontaポイントは頻繁にローソンを利用する人でないと使いこなすことが難しいです。
もし、近くにローソンがないような人だと「使い道がない」ということになってしまいますので、注意が必要になりますね。
また、リクルートカードプラスは年会費が2000円ほどかかりますが、この年会費が無料になるようなサービスもありません。
●還元率は低いけれど
楽天カードは楽天市場での買い物だと還元率が2~10パーセントと高めですが、通常の買い物では1パーセントになるため、リクルートカードプラスよりも還元率は低くなります。
しかし、何より「楽天カードは楽天ショップで買い物ができるため、ポイントの使い勝手がいい」というメリットがあります。
クレジットカードを作るときは、単に還元率だけに目をやるのではなく、きちんとその使いやすさまでみていくことをお勧めします。
とくに、年会費もかかるカードなのにポイントの使い勝手が悪いカードだと、それは損になりかねません。
まとめ
カードを選ぶ時は還元率だけを見て比較してしまうと、実はかえって損だったというケースも多くあります。
あなたが日頃どんな生活をしているのかによっては還元率が低いクレジットカードでも一番お得になる場合もあります。
ネット通販をよく利用するなら前述の楽天カード、電子マネー、セブン系の利用が多いならセブン銀行カードなどポイントが貯まりやすく使いやすいあなたならではのカードを上手に使いましょう。
あなたのライフスタイルにピッタリのカードを選び、使い倒すことで家計にもかなりの節約となるはずです。
借り入れ~比較と見直しトップへ⇒