リボ払い専用クレジットカードの特典だけを受け取る裏技

カード

2015.06.08( Mon )

リボ払いは、毎月あらかじめ指定した一定額を返済していく方式です。専用カードは店頭で１回払と言っても実際はリボ払いになります。（見えをはりたい向きには便利かも（笑））

専用カードには様々な特典がついていますが、これはカード会社にとって多額の利息が見込めるからです。しかし利用者にとって、状況によっては支払いが延々と続き支払う利息も多くなるということでもあります。

アニメ系、ゲーム系のクレジットカードはそのカードでしか手に入らない特典もあり、マニアの間では人気となっていますが初期設定がリボ払いになっているものが多いです。

様々な特典が魅力で専用カードを利用しても、金利手数料がそれ以上にかかってしまってはリボ払いのデメリットだけが残りかねません。

そこを回避する方法をお教えしましょう。

リボ払い専用カードの美味しいところはいただき、金利負担や長期の支払いといったデメリットを回避するには

・返済金額の設定を「全額返済」として実質は１回払にする
・月々の最低支払い金額を高額に設定し事実上は１回払にする

という設定をします。ただし1回払では支払えないような高額のショッピングにはこの方法は向いていません。分割払いができるカードを利用しましょう。

ポイントが溜まりやすく、そのカードでしか貰えないアイテム、他にないデザインが豊富と言った専用カードの魅力はしっかり受け取り、リボ払いにした時の金利負担や手数料のデメリットを回避して利用する根強いファンも多いです。

手数料を抑えるには、例えばオリコカードUptyはUptyデスクへ電話、またはeオリコサービスメニューの各種変更手続きでリボ返済額の手続きまたは残金一括コンビニATM入金すればできます。

*JCB　EITなど初回月は手数料無料のカードも有ります。

クレジットカードのショッピング枠は貸金業法の規制外です。複数のショッピングで利用総額が増えても毎月の返済額は変わりません。借金をしているという自覚が持ちにくく、借金の総額も実感しにくいのです。

このため知らず知らず自身の返済能力を超えた額を利用してしまい、返済が終わらない危険性もあるのでリボ払いの利用には十分注意しましょう。

また、たとえ全額払いにしてもCICなどに記録される個人信用情報上ではリボ払いの利用履歴として残ります。

実は消費者金融の返済方法の約9割はリボルビング払いです。しかし、2010年6月に施行された貸金業法の改正で導入された総量規制により、返済限度を超える高額の借り入れはできません。

クレジットのショッピング枠なら利用できる額でもキャッシングでは利用できない、つまりキャッシングのほうが返済能力がある額しか借入ができないということです。

専用カードの特典はさほど魅力ではない、専用カードだと知らなかった等の場合は一般のクレジットカードかキャッシングの利用をオススメします。

参考：

定額方式	元利定額リボルビング方式元金定額リボルビング方式
定率方式	元利定率リボルビング方式元金定率リボルビング方式
残高スライド方式	残高スライド定額方式	残高スライド元利定額リボルビング方式残高スライド元金定額リボルビング方式
	残高スライド定率方式	残高スライド元利定率リボルビング方式残高スライド元金定率リボルビング方式

リボ払いについては名前が似通っているので何がどう違うのかとてもわかりにくいですね。

例えば消費者金融のプロミスは「残高スライド元利定額返済方式」です。

過去記事、

でも簡単な図解で説明をしていますので合わせてどうぞ。