昨今ではクリーニングも安く出来ますし、形状記憶だのシワ加工等など個人でアイロン掛けをする機会はあまりないかもしれません。
普段のお手入れでしっかりアイロンがけをしておくと衣服の持ちも違うし、クリーニング代も回数がかさめば馬鹿になりません。
これであなたもアイロンの達人!今更聞けないアイロンがけ4つのコツをどうぞ。
アイロンを掛ける前にすること
◆表示を確認
アイロンを掛ける前にまず表示を見分けましょう。素材に合った温度にしないと大変なことになる可能性大ですよ!
高 限度は210℃ 180℃以上出かけます
中 限度は160℃ あて布を使いましょう
低 80℃~120℃が限度
☓ アイロンはかけられません
◆ 下準備
テカリ防止: アイロンをかけたのにテカっちゃった!という失敗を防ぐには裏からかける、またはあて布をします。綿のガーゼか日本手拭がベストです。
霧吹き:
綿や朝のシャツなどをパリっとさせるには霧吹きをかけると良いでしょう。全体を湿らせてからアイロンを。
生乾きの状態でアイロンをかけてもよいでしょう。
スーツがヘタって見えるときやオリジわ、座りじわなどを取りたい時にも活躍します。
アイロン掛けのコツ
◆ズボン
裏返す→ポケット→ファスナー周り(開けて)→腰回り→タオルを中に挟んで全体→表に返して足(あて布をする)
◆ニット類
ハンガーにかけたまま全体にそっと掛けます。 力を入れるとぺちゃんこになってしまうので注意。
◆Yシャツ
袖: 縫い目に合わせて形を整える
襟: 表裏を端から中央に向かってかける(衿先がキレイに掛けられる)
ヨーク: 後ろ身頃のヨークを切り替え線から5cmほど下でおってかける
後ろ身頃: 折ったヨークを元に戻し広げる。中央から左右の端に向かってかける
前身頃: 縫い目に合わせて形を整え表から。ボタンの周りは先端でかける。
◆ジャケット
椅子の背にたたんだタオルを乗せてジャケットをかける→あて布をして肩から下に向かってかける
アイロンの困った!
◆テカリ
2倍に薄めた酢をタオルに染み込ませてテカった部分につける→あて布をしてアイロン
◆たるみ
裏返してたるみを中央に寄せる→生地から話してスチームアイロンを
◆焦げ
オキシドールが漂白してくれるので、オキシドールを含ませた布を当てて上からアイロン
アイロンの効果を台無しにしない
アイロンがけでパリっとした効果を台無しにしないために、型崩れの少ないたたみ方を覚えましょう。
◆Yシャツ
ボタンをかける→前身頃を下にして背中側に両袖をおる→片袖は一度折り→スソを折り3つにたたむ
肩や折り返し部分の丸めたタオルをいれてしまう。
◆パンツ・スカート
折り返し部分にラップの芯や丸めたタオルを挟む。しまうときは左右交互に重ねる。
さあ、これであなたもアイロンの達人!部分から初めて本体へかけるのがアイロンがけのコツと言えます。
折りジワ防止にラップの芯やタオルを活用すると効果的です
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