経費を節約するためのプロジェクト、第一回目の会議で重要な事はプロジェクトの「動機付け」と「現状分析」です。ここがプロジェクトの根幹と言ってもよいでしょう。
今なぜ経費を節約しなければいけないのか、売上や経費、利益などのデータを公開することでメンバーが経費削減の必要性を理解することが大切です。「動機付け」
その上で現在の経費の内訳などを分析しどんな節約方法があるのか考えられることを洗い出すことから始めます。「現状分析」
経費節減のポイントは予算制度の導入と、個別経費の検討から始まると言えますがその前にこの動機付け、現状分析をしっかりすることが大切です。
具体的な経費節約方法のリストアップ
第一回目の会議では問題提起と理解の共有を図り、各々が現状分析をして節約できることをリストアップすることが課題として与えられました。
それぞれが考えつく限りの具体的な経費節約のアイディアをリストアップしたものが下記のリストです。玉石混交と言ったところですがどんな些細な事もしっかり議論することも必要。
とは言えリストの交通整理から初めないといけないようですが、とりあえず全部書き出してみましょう。
経費節約のためのアイディアリスト30
人材派遣⇒アルバイト
外部スタッフの積極的な活用
残業を制限する
チーム制を取り入れ労働時間削減
社員募集はハローワーク
勤務態度が著しく悪い社員の解雇
事務所のスペースを見なおして賃貸料を減らす
専門業務は外部に委託
仕入れや備品の購入など復数比較で値引き交渉
内履きの使用、禁煙などでワックスがけや清掃代を節約
他社の清掃料金と比較する
会社契約の携帯は通話明細で内容チェック
パソコンは5分過ぎると電源OFFの設定をしておく
年中行事の見直し
飲食を伴う場合は立食で
研修は公的なセミナーを利用
削減目標を定めた業務の統廃合
不要な文書の管理を定期的にする
紙媒体を減らす
FAX送信を、ドキュメントスキャナー+電子メールに切り替える
タクシー利用の制限
社用車の見直し、レンタカーも視野に入れる
出張の宿泊先は統一し割引交渉をする
出張費は年間予算を割り当てる
交際費などの予算超過分の社内課徴金制度
会議は目的を明確にして短時間で
資料は事前に配布して時間を節約
節水型トイレの導入
自販機の照明は消す
予算は月、四半期ごとに枠を設定
*ちなみに冒頭の会議室、早速節約対象になっています。
まとめ
一般的な節約方法が多いようですが、この他にも文具の節約や電気代節約のアイディアも有りました。
電気、水道、ガスなど決まったもの以外に突発的に必要で買う、支払うものを把握し年度ごとに予算を立てることも節約には必要です。
最初から大きな成果を求めると計画倒れになる危険性も大きいものです。一つ一つ検討比較して取り入れられるものは小さなことでも実行することから始めていきましょう。
継続する中で画期的なアイディアが生まれたりすることもあるでしょう。
なによりも社員の節約意識が高まっていくことを期待できるのが最大のメリットといえるかもしれません。
何事も継続は力なりです。
⇐水回りに緊急事態発生!シリーズひとり暮らしの困ったを克服する~水回り編ヘ
通販ライフをより快適に!サイトの使い分けでネット通販戦国時代を勝ち抜くヘ⇒