固定費は毎月決まって出て行くお金。一度見直すと金額が大きい物が多いのでかなりの節約に成ること間違いなしです。更にその効果はずっと続きます。
では節約した人が多かった固定費はどんなものでしょうか。生活雑誌が2013年に行った読者の体験談からランキング5位までを紹介します。
補足として最近の傾向なども付け加えました。
見直しが多かった固定費のランキング
1位 通信費
2位 車関連費
3位 保険料
4位 住居費
5位 住宅ローンの借り換え
1位通信費
携帯の料金プランはどんどん変化しています。会社を変えたり、同じプランのままにせず常に一番得なプランに見直したりましょう。
◆2台&キャンペーンでー3000円/月
家族の携帯電話会社を同じにして、980円*で通話料無料で誰にでもかけられるウィルコムの携帯電話をそれぞれ持った。3000円/月の節約に。
*現在は1381円です。スマホは基本料+WEB接続料+パケット定額で3120円~(キャンペーン利用)
◆ケーブルTV と提携会社のスマホに変えて-20000円
ケーブルテレビのJ・COMと契約し家族の携帯電話会社を提携のauのスマホにチェンジ。電話代が12,000円も安くなりトータルで2万円の節約が出来た。
◆ スマホからガラケーに変えて-5,500円
ネットはパソコンからにしてスマホをガラケー*に変更して激安のプランに加入。-5,500円/月の節約。
*ガラケーは減少していますので将来的にみると安いスマホ料金プランへの変更がベターだと思います。
2位 車関連費
◆車を手放して年間ー40万円
交通の便が良いので車を手放し、電車やバスを利用。どうしても車が必要な時は実家から借りるようにした。
車関連にかかっていた40万円ほどの節約が出来た。
*カーシェアリングを利用するという選択肢もあります。
◆普通車から軽自動車に変えて年間ー10万円
小回りの効く軽自動車に乗り換えたらガソリン代が半分以下にダウン。税金や保険料などの年間維持費も合わせて年間10万円の節約に。
*日常生活範囲で使うことが多ければ軽自動車の方が小回りは効くし駐車スペースも広くなくてOK。
◆保険を見なおして年間76,000円の節約
代理店経由でつき払いの自動車保険を更新時に見積もり比較サイトを使いネットからダイレクト保険に加入。
割安に成る年払い、WEB割引きを使って76,000円/月の節約に。
*保険はネットの見積り無料比較サイトで検討年払いにするとお得です。
3位 保険料
保険は当たり前ですが万一の保証です。必要な額や種類はライフステージで変化していきますので定期的な見直しをしましょう。
◆死亡保障額を見直しー23,000円
マイホームを購入した時、ローンについていた保険があるので夫の生命保険を見なおした。
保障額の減額を相談し、復数のプランから選択して年間23,000円の節約。
*加入している会社の担当者に相談するのも良いですが、復数の保険会社のプランを比較できる窓口を利用してもよいでしょう。
◆保険の種類を変えて年間14,000円の節約
加入中の保険は更新時に保険料が上がる定期付き終身保険。貯蓄が目的ではないので保険について勉強し、保障を重視した定期保険に変更した。14,000円/月の節約ができた。
*欲しい保障が何なのかを考えてみましょう。必要なときに必要な保障が得られる保険を選ぶことが節約にもつながります。
担当者や保険の窓口などで相談しましょう。
4位 住居費
◆住宅ローンの借り換えで総支払額-400万円!
金利の固定期間が終わり返済額がアップするので変動金利のローンに借り換え総支払額が400万円節約出来た。
金利が低いうちに繰り上げ返済を目指し更に金利負担を節約する予定。
*変動金利は場合によっては負担が増えることもあるので十分相談、検討することが大切です。
◆実家に戻って住居費をタダに!
賃貸住宅が手狭になったのを機に同じ県内の実家で同居。家賃という固定費がまるまる節約出来た。その分を貯蓄にまわす。
5位 水道・光熱費
水道、光熱費は節約しても大きな金額にはなりませんが毎月のことなので年間で考えればバカには出来ません。設定を変える、生活習慣をみなおしコツコツと節約していきましょう。
◆基本アンペア数を下げてー3,600円
電気の契約を50Aから40Aに変更し基本料金が年間3,600円節約できた。電気会社にアンペアの変更を申し込みブレーカーの取り換えをしてもらった。
*アンペア数は多めに設定してある場合が多いです。自宅の使用料がどのくらいなのかを把握して適切なアンペア数で契約しましょう。
◆生活習慣を変えて2ヶ月で2,000円の節約
選択や食器のまとめ洗い、お風呂の湯量を調整、ホットカーペットとファンヒーターの併用で夏場の水道代が-1,400円/2ヶ月、冬場の電気代610円/月の節約。
*お風呂は続けて入る、なるべく一部屋に集まる等の工夫も節約につながります。
まとめ
ここで取り上げた見直し方法は誰にでも当てはまると言うわけではありません。また状況は絶えず変化しているので常に新しい情報を収集することも大切です。
ランキングを参考にしてあなたの固定費はどこを節約すればよいのか考えてみましょう。
ライフスタイルによっても節約できることがあるのも覚えておきましょう。