近年大きな被害をもたらす大型台風の接近、上陸が増えています。それも同じようなコースをたどるので被害が特定の地域に集中しがちなのも特徴。
「想定外」の状況が多く、自治体などの防災対策も追いつかないことも。
風水害への備え、個人でできることもたくさんあります。日頃から防災意識をしっかり持ちいざというときに慌てないようにするためには気象等の知識を持ち、防災の心構えをしておきましょう。
台風の目に入ったらすぐしたい3つのこと
今まですさまじい暴風雨にさらされていたのに、風雨がピタッと止み、青空が覗いたら…
それは台風の中心にあなたがいる、ということです。台風の速度にもよりますが台風の目の中にいる時間はおよそ5時間~8時間、その後再び吹き返しの激しい風や雨が襲います。
台風の目に入ったらすぐしたい3つのこと
1.一時避難所に避難する
2.食料や日用品など不足しそうなものを買いに行く
3.家の補修、補強をする
浸水や断水、停電などで自宅にいるのが難しい場合には速やかに最寄りの避難所へ向かいましょう。自治体などの広報活動もされていると思いますので指示に従って避難することが大切です。
自宅で待機できる場合は日用品や食料などの買い物、家の周りの補修・補強等を済ませてしまいましょう。
天気予報の精度も高まり、事前に十分備えることが出来るようになりましたがそれでも買い忘れたものもあるでしょう。
また、「目」に入る前に被害を受けたりした箇所の補修もこの間に済ませることも出来ます。
台風とは?
大きな被害をもたらした台風8号の「目」映像でみてもとてもはっきりしていましたね。台風の目は勢力が強ければ強いほど大きくはっきり見えます。
風力8、風速17m/秒以上の低気圧が台風です。看板が飛んだりする状態で風速が30m/秒以上になると屋根が飛んだり家が崩壊したりします。
台風の中でも平均風速25m/秒以上の風が吹いていると「暴風域」で外に出るのは危険です。予報円で実線で囲まれた範囲です。
雨量は雨水がそのまま溜まったとしてどのくらいの深さに成るかを示す単位です。バケツを外において1時間に溜まった水の深さが1時間の雨量。
良く引き合いに出されるバケツを日繰り返したような、とは1時間の雨量が30mm以上の場合です。
台風が接近してきたら?
必要最低限の食料、日用品の買い置きを。停電に備えて懐中電灯、乾電池の用意や水の確保(飲水、生活用)もしておきましょう。
情報収集のためのラジオ、(スマホの充電池も用意しておくと良いですね)
避難の指示があったらすみやかに従うことも大切です。
雨戸やシャッターが有れば閉めましょう。ない場合は厚手のカーテンや窓ガラスにテープを貼っておいたりするとよいでしょう。
ベランダや玄関まわりの鉢植えや小物は片付けておくのも忘れずに。
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