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フリーランスの健康管理に欠かせない人間ドックと健康診断の違い

人間ドック

自覚症状は無くても10大死因の約7割に深く関係する生活習慣病。重大な病気の予防、早期発見、早期治療のためにも30歳になったら人間ドックで健康チェック!

自分でお金を払って受ける人間ドックがなぜ必要なのか、どんなメリットがあるのかを健康診断と人間ドックの違い、費用、年齢別に受けておきたい検査内容等から検証します。

定期健康診断がついおろそかになりがちな自営やフリーランスでは、特に自分の健康について意識を高めることが必要です。

 

 

健康診断と人間ドックの違い

 

職場や自治体では年に1回以上の定期健康診断が義務付けられていますが、検査内容は簡単なものが多いです。オプションとして自費で追加できる場合も有ります。

30歳になったら将来のリスクを安心に変えるためにも、より精密な検査項目を含む人間ドックを受けることをおすすめします。

  検査項目・内容 およその費用
健康診断 法律で検査内容が決められている。項目が少ない。
生活習慣病のリスクに関する検査が中心
検査内容は簡単なものが多い。
検査にそれほど時間はかからない
0円~1万円
人間ドック 明確な定義は無い。項目が専門的になり多い。
より総合的に精密な検査を受けたい人向け。
基礎ドック 
生活習慣病に関する項目をより詳細に調べる
専門ドック 
ガン、脳、レディース、心臓など死亡リスクの
高いものを検査する
精密に成るほど費用、時間がかかる
2万~5万
専門ドックを追加すると10万以上になることも

 
 

30歳になったら人間ドックで健康チェック!

 

人間ドックはガンを早期発見する検診と思われがちですが、ガンにも深く関係する生活習慣病の検査をするためでも有ります。

できれば20代から始めたいですが費用の点もあるので無理な場合でも、30歳前後には1度受けてください。

 

人間ドックを受ける間隔

 

若いうちは5年に一度位で大丈夫です。目安としては100÷年齢でだします。小数点は切り捨てなので30歳なら100÷30≒3.3なので次は33歳です。

年齢が高くなるほどいろいろな病気のリスクが増えるのでほぼ毎年受けたほうが良いでしょう。

何処で受けたら良いかわからない場合はかかりつけ医に相談したり、認定施設を紹介してくれるサイト等の利用も良いですね。

 

人間ドックを受けて欲しい人リスト

 

・健康診断で再検査、や要精密検査と通知された。
・特に自覚症状は無いが一度人間ドックで詳しく検査してみたい。
・自営やフリーランスでつい健康診断を受け損なっている。

自覚症状がないとついそのままにしがちですが、重大な病気を早期発見出来る場合もあるので必ず検査を受けましょう。

以前は中年の代名詞とも言われていた生活習慣病は、20代の頃から兆しが見え始めるようになってきました。

その他にも定期的に人間ドックで詳しく検査することで将来のリスクを減らせます。万が一重大な病気の兆しがあったとしても早期発見、早期治療は治療期間もお金もさほどかからずに治癒の可能性が大きいです。

できれば20代、少なくとも30歳になったら一度人間ドックを受診して健康チェックを。

 

 

年齢別に受けておきたい検査内容

 

受信者の生活環境や健康状態などによっても変わりますが、およその目安として以下の様な検査がおすすめの内容です。

年齢 検査内容
20代 基本的な検査
30代 生活習慣病予防 空腹時血糖値、血中脂質、
消化器官、r-GTP(肝臓や腎臓の数値)
40代女性 ピロリ菌検査(胃がんの原因)、
マンモグラフィー、乳腺エコー、骨密度検査等
50代男性 運動負荷審査、胸部CT検査、ピロリ菌検査、
腫瘍マーカ(前立腺がん)
60代 MRI検査+PET検査+腫瘍マーカー(PSA)
脳+各部位のガン+前立腺

 

人間ドックの検査内容とおよその費用

 

「人間ドックって、高いから」確かに専門的な検査をするには費用がかかります。しかし病気の予防や早期発見、早期治療ができる事を考えたら…自分の健康に投資をすると考えられます。

加入している健康保険で補助灯を受けられることもあるので勤務先や自治体などに問い合わせをしてみましょう。

年代 検査内容 およその費用
30代 基礎検診 空腹時血糖値、血中脂質
上部消化管X線検査 胃、食道
腹部超音波検査 肝臓、胆のう、すい臓
1万円前後
1万5千円~
5~6万
40代 空腹時血糖値、血中脂質
腹部超音波検査 肝臓、胆のう、すい臓
上部消化管X線検査 便潜血検査 胃、食道
1万円前後
5~6万円
1万5千円~+2~3000円
50代 基礎検診 空腹時血糖値、血中脂質
腹部超音波検査 肝臓、胆のう、すい臓
ホルター型心電図検査+負荷心電図検査
1万円前後
5~6万
1~2万円+1.5万円~2万円
60代 基礎検診 空腹時血糖値、血中脂質
胸部CT検査 肺
MRI検査+PET検査+腫瘍マーカー(PSA) 
脳+各部位のガン+前立腺
1万円前後
1~2万円
1.5万~6万円+10~30万円+2,400円

出典: マーソhttps://www.mrso.jp

 

参考:自治体の胃がん、乳がん検診の変更点

 

早ければ2016年春の検診から自治体の胃がん検診の対象年齢が引き上げられ、検診間隔ものびる見込みです。乳がん検診についても検査内容の変更が変更となる見込みです。

厚生労働省の専門家検討会がまとめたがん検診改定への提言

    現在 改定後
胃がん

対象年齢 40歳以上 50歳以上
検診間隔 1年に1回 2年に1回
検診内容 X線検査 X線検査か内視鏡検査
乳がん 対象年齢 40歳以上
検診間隔 2年に1回
検診内容 視触診とマンモグラフィー マンモグラフィー(視触診は任意)

 

・40代の胃がんの羅患率が25年前(1990年)に比べ半減
・医師の視触診の技量に差がある
・マンモグラフィーだけでも死亡率が減少

と言った報告や研究結果などから判断されました。

 

 

生活習慣病と10大死因の関係

 

代表的な生活習慣病は、高血圧、脂質異常症、糖尿病、肥満・メタボリックシンドロームです。

適切な治療を行えば深刻な症状にならずに済みますが、生活習慣病は重大な病気の引き金ともなるので軽く考えてはいけません。

主な死因別死亡数の割合(平成23年)

死因 割合 生活主観病との関係
悪性新生物 28.5% 深く関係する
心疾患 15.5% 深く関係する
肺炎 9.9% 深く関係する
脳血管疾患 9.9% 深く関係する
不慮の事故 4.8%  
老衰 4.2%  
自殺 2.3%  
腎不全 1.5%  
慢性閉塞性肺疾患 1.3% 深く関係する
肝疾患 1.1% 深く関係する

http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai11/kekka03.html
出典:厚生労働省「人口動態統計」より「主な死因別死亡数の割合(平成23年)」を加工して作成

 
 

健康診断をしていなかった後悔

 

お世話になった方の訃報が突然届きました。44歳、1歳半の愛娘を残しての旅立ちです。皮膚がんでした。自宅で倒れ救急車で運ばれてから4ヶ月の闘病も虚しく帰らぬ人と…

2年ほど前に腰が痛いと病院に行かれた時、足に普通と違うアザのようなものができていたそうです。診察の際にアザも見てもらっていればその時に発見出来ていたかもしれない。会社勤めではないので定期的な健康診断は受けていなかったのも災いしました。

私も現在国民健康保険に加入していますが定期検診だけでなく、今年はフルの人間ドックを申し込もうと思っています。料金は高くなりますが病気がある場合は早期発見、何も無ければそれで安心。

健康はお金には変えられませんし、万が一重大な病気が見つかった場合は治療費や生活費などに高額なお金も必要となるのを考えれば安いものです。

 

 

まとめ

 

人間ドックではガンや脳疾患、心臓疾患などの早期発見で適切な治療を受けることが出来、不安を解消することも出来ます。

自営やフリーランスでは国民健康保険に加入していると思いますが、年に一度の健康診断を忘れずに受けること。その上で人間ドックも予定にくみ、健康管理をしていきましょう。特に30歳は節目の年として人間ドックでより詳しい検査を受けてください。

 

 

おまけ 検査時の服装

 

人間ドックの場合、たいていの医療機関では検査着に着替えます。男性は特に注意する点はありませんが、女性は下着などをどうしたら良いかちょっと不安ですよね。

予約時に詳しく教えてくれる場合もありますし、問い合わせしてもよいでしょう。検査機関によってはショーツだけ、というところも有ります。

心電図は胸と足首が出れば良いので寒い時はソックスでも大丈夫。ストッキングは脱がないとダメです。ブラジャーはホックを外してずらせばよいでしょう。

レントゲンは薄手で縫い目のない無地のキャミ、Tシャツやタンクトップを着ていてもたいていはOKです。(ブラトップは避けたほうがよいでしょう)

いずれにせよ、男性も女性も脱ぎ着がし易い服装が基本。装飾品等は避け、している場合は予め外しておくと紛失も避けられます

 


 

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