ひとり暮らしでは万一の災害に自分一人で対処しなければ行けません。
地震や台風などの自然災害は発生を防ぐことはできませんが、日頃から気をつけることであなたが火元の火事を防ぐことは出来ます。
火事になりやすい6つの日常習慣と防災、火事が起きた時の対処の仕方をまとめました。
火事の原因はこんなコト~6つの日常習慣
家事の原因で多いのが日常のちょっとしたこんな習慣。心当たりがあるものは早急に改善しましょう。
◆コンロ
温度センサーがついているコンロは異常な高温になると自動で火が消えますが 目を話さないことが基本です。特に揚げ物をしている場合は絶対にそばにいましょう。離れる場合は火を消します。
周りに燃えやすいものを置かないことも大切です。
◆寝タバコ
喫煙者は減少傾向にありますが、寝タバコが原因の火事はまだまだ多いです。タバコの火は700℃~800℃と高温です。
吸い殻をそのまま捨てるのは 消したつもりでも消えていないこともあるので辞めましょう。水の入った専用吸殻入れを作るとよいでしょう。
灰皿には水を入れ、こまめに吸い殻は捨てることです。
◆暖房器具
置き場所に注意。カーテン、家具、洗濯物や布団などのそばにおいてはいけません。
灯油を使っているものは燃料を入れるときは火を消します。当たり前のことなのですが、ちょっと位という慣れから火事になる事故が未だに発生しているのが現実です。
◆コンセント
コンセントの差込口にホコリがたまり湿気でショートすることがあります。火花や煙が出て近くに燃えやすいものがあると火事に。掃除の時に差込口もチェックしましょう。
普段見えない場所にあるコンセントは特に注意しましょう。
◆コード
邪魔なコードを束ねて使っていませんか。熱の逃げ場がなくなり高温になるので危険です。またコードの上に何かが乗っていると発熱して家事の原因になるので注意しましょう。
◆部屋のまわり
廊下やベランダ(特に1階の場合)など外に古新聞、ダンボール等をおいていませんか。外出中や就寝中に放火される危険があります。
火事になってしまった時の対処の仕方
もしもあなたの部屋で火事が起きてしまったら…
天井まで火が回ってしまったら自分で消すのは無理です。速やかに避難しましょう。少しでも被害を小さくするために可能な限り窓やドアをしっかりしめて空気を遮断し火事が広がるのを防ぐことが重要です。
すぐに外にでられない構造の住宅の場合は煙に注意!火事で怖いのは煙を吸い込んで呼吸困難を起こすことです。
煙の中ではできるだけ姿勢を低くして鼻と口を濡れたタオルなどで抑え、なるべく煙を吸い込まないようにしましょう。
階段を使う場合は上りはうつ伏せ、下りは仰向けの状態で。
火事は初動が肝心。火の小さいうちなら消し止められます。
消火器は使い方が解らなければヘタに使わないほうが無難です。消火器には使用期限があるので買い替えの時期に古いものを使って使い方を練習しておくのも良いですし、自治体などの消火訓練で実際に使ってみましょう。
慌てず空気を遮断するように濡れたバスタオルなどを上からかぶせるのも効果があります。焦って小さなタオルなどを使うと逆効果。浴槽にバスタオルを入れてぬらし、それを上からかぶせるようにすると良いです。更にその上から水を掛けましょう。
油の入った鍋に火がついた時は慌てているため鍋をひっくり返す危険もあるので慎重に行ってください。
まとめ
火の近くにものを置く、暖房器具のそばに洗濯物を干す、火を付けたコンロから目を離す、外に燃えやすいものを放置しているなどちょっとした気の緩みが大きな惨事となってしまう場合もあります。
防災上問題がある習慣がないか、あなたの日頃の生活習慣を見なおして火事を起こさないようにすることが大切です。
万一火事になった場合も、消火器の使い方を練習しておいたり、バスタオルで火を覆い消す作業もお風呂場などでシミュレーションしておくといざというときに慌てずに済みます。
家事になって逃げるという場面をイメージし、コンロのガスを止める、窓を閉める、ドアを閉める、避難経路の確認、と言った避難訓練を一人でしておくことも必要です。
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