出典: 政府インターネットTV http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg9455.html
所得税、住民税が節約できた上に美味しいものや金券などをもらえたりするふるさと納税は家計費の節約に大助かりです。
ふるさと納税でもらえる特典は各自治体が競いあうように工夫を凝らしバラエティーに富んで来ました。航空券と宿泊費、レンタカーなどのセットも!
節税、各種特典と積極的に使いたいふるさと納税の取扱説明書です。概略は?賢い使い方は?どんな特典がある?
*特典の内容やふるさと納税の運用については管理者が集めた現時点での情報です。今後修正や変更などもありえますので利用にあたっては関係各所で必ず最新情報をご確認の上、ご自身の責任でお使いください。
ふるさと納税とは
実質負担金2000円で全国の特産品が届く!というオイシイ話が先走っている感もあるふるさと納税。
各自治体も納税者を呼びこもうと特典内容を競い合ってなんだか本来の趣旨と方向がずれてきているようにも思えますが…
◆ふるさと納税
・2008年4月に導入された。居住地に収める税金の一部*を自分が応援したい都道府県や自治体に寄付をすると所得税と住民税が軽減される制度。
・使途を教育、介護など指定して寄付できる。
・寄付額から2000円を引いた額が確定申告*をすることで還付される。(所得や家族構成などで限度あり)
・寄付した人が住む自治体は税収が減り、その分寄付された自治体の税収が増える。
・ふるさと納税の申請は各自治体特有の申請書類をメール、FAXで送信し申請する。
*ふるさと納税をしてもトータルの額は同じ。居住地に収める税金の一部を寄付(ふるさと納税)することにより寄付金控除が受けられる。
例:年収700万、夫婦のみの給与所得者が3万円の寄付をした場合、2000円を除く28,000円が所得税、個人住民税から控除されます。
*寄付をした自治体から受け取った受領書を添えて自分で確定申告をする必要がある。
◆寄付先を決める判断材料
寄付をしてくれた人へのお礼として送られる特産品が人気となり税収入が爆発的に伸びた自治体があることから各自治体が特典を競いあうような傾向になってきました。(150万円が7千万円以上になった自治体も)
納税のお礼は一年に一度が一般的ですが、寄付のたびに送ってくれるところもあります。
一例として佐賀県玄海町では10万円以上の寄付で毎月特産品を送ってくれます。
特産品の種類が多い自治体に集約すると手間が省けて楽、と言えますが自分が欲しい物をマメに探すのもまた楽しいものです。
最近では手続き代行サービスも参入してきたようですが、本来の趣旨とは違っているかなと個人的には思います。
全国の特産品が実質2000円の負担でもらえ税金も節約できる、ふるさと納税のお得な利用法が書籍でも色々と出版されていますので参考にしてもよいでしょう。
■得するふるさと納税
著者:国内情勢研究会
Kindleストア:http://amzn.to/1tfZL4u
ゴマブックス:http://www.goma-books.com/archives/20650
◆手続きが簡単になる?
政府は地方の活性化を進めまちおこしの支援につなげるためにふるさと納税をより使いやすくしようと検討しています。
・税金を減らす限度額を現在の2倍に増やす
・寄付を受けた自治体が受領書を直接税務署などに送り寄付した人の手間を省く
と言った案を検討中で年末には結論がでます。
ふるさと納税でもらえる特典の賢い使い方
一番多いのがやはり各地の特産品。ナマ物や旬の物はその時期にしかもらえないことも有るし、同じようなものが重なってもつまりませんので計画的に。
来訪者の増加と地元商店街の活性化を狙い、寄付の半額相当を寄付をした自治体で使える金券で還元するところもあります。
宿泊施設やスキー場のリフト券などのプレゼントも増えてきました。
実質負担金も0に出来るのが金券などをもらえる自治体への寄付。ただし特産品よりも還元率は低くなります。
◆賞品券、金券がもらえる
・長野県大町市(QUOカード)
・鳥取県日吉津村(イオン賞品券)
・千葉県市川市(Tポイント) など
◆何回も納税できる
・北海道上士幌町
・兵庫県淡路市
・長野県飯山市
・鳥取県 など
◆旅行関連
・群馬県中之条町
・神奈川県三浦市
・石川県加賀市 など
出典: 宮崎県綾町HP http://www.town.aya.miyazaki.jp/ayatown/index.html
ふるさと納税で人気のある宮崎県綾町では、ソラシドエアとコラボして照葉樹林都市ユネスコエコパーク 宮崎・綾町の旅(2日間)が10月1日から提供されます。(10万円以上の納税者)
羽田ー宮崎往復航空券、1泊2食付き宿泊券、レンタカーあるいは1万円相当の綾町特産品がお礼です!
◆特産品
何が良いか迷ったら、まずはお米がもらえる自治体を探すと良いでしょう。もらえる時期も考えて下さい。鍋やカニは冬場に欲しいし、アイスクリームなら夏場と言った風です。
お米 長野県阿南町、茨城県石岡市(送付時期を選べます)、埼玉県幸手市、長野県飯山市など
5000円~3万円の寄付で5kg~60kgもらえます
肉類 茨城県石岡市、岐阜県各務原市、神奈川県南足柄市、北海道上士幌町など
野菜 福岡県、長野県豊丘村、茨城県龍ケ崎市、山形県最上町、静岡県三島町など
果物 佐賀県玄海町、高知県いの町、埼玉県富士見市、茨城県石岡市、北海道栗山町など
その他 岐阜県笠松町(日本酒)、三重県大紀町(アイスクリーム)、鳥取県(ハム、ベーコンなど)など
年間カレンダーを作って毎月届く特産品を楽しみにしてもいいですね。
まとめ
税金を収める先を自分で選んで応援できるのがふるさと納税制度。税金として収める金額に変わりはありませんが、寄附金控除が受けられるため節税対策となります。
家族構成や所得、住宅ローンなどの条件で控除の対象となる金額は変わりますが、限度額アップも検討されているので目一杯利用しましょう。
更に寄付を集めたい自治体はお礼の品を競っているので消費者にとってはウレシイものばかり。
寄付先を探したり手続きが面倒、と言っている場合ではありません。まだ実施していない貴女、ふるさと納税で節税、家計費の削減を図りましょう!
人気があるものは受付が終了している場合もあります。来年は早めに申し込むようにチェックしておきましょう。
参考: 総務省ホームページ
・2,000円を除く全額が控除できる寄附金額の一覧(目安)
限度額*を超えた寄付については自己負担額が増えます。
*年末に限度額改定を検討中。
http://www.soumu.go.jp/main_content/000254926.pdf
・各自治体のふるさと納税関連HP一覧
各自治体のふるさと納税申請方法や特産品などを調べられます。
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/czaisei_seido/link.html
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