費目の設定ができたら、家計簿をつけはじめますが以下に挙げた「家計簿の付け方の5つのポイント」のなかでも鍵となるのがどんな家計簿を使うかということです。
家計簿で家計を管理し節約に繋げられるかどうかのキモとも言えます。負担に思わずに出来る方法からはじめることが大切です。
家計簿の付け方の5つのポイント
・お金の流れを把握する
・固定費は節約対象から外して考える
・ライフスタイルに合った費目を考える
・性格や好み似合ったオリジナルの家計簿を作る
・集計結果の分析を次回の節約につなげる
袋分け家計簿
その名の通り、お給料をもらったら費目ごとに使えるお金を袋に分け入れて管理します。公共料金も僅かとはいえ節約が可能なので専用の袋を作ると節約額が目に見えやる気もでそうですね。
賃貸料、保険料などひと月に一度払うもの以外は更に週ごとにわけます。
使うときはその費目の袋からお金を出し、レシートなどをその袋に戻します。
現金を見ながらのやりくりなので実感もあり、1週ごとに節約額、あるいは不足額を把握できるのでわかりやすいです。
月末(締め日)の集計の分析をしっかりすることが大切です。不足して予備費などから補填した費目は節約できるところがないか、また残った費目は次の月に予算を減らしてその分貯蓄に回しましょう。
手帳利用の家計簿
スケジュール表に使った金額と簡単な明細をメモします。例えばランチ800円、コンビニ324円など。
開いた時間に記入しておけば割り勘などでレシートが無くても思い出しやすいです。
費目わけはないので手軽ですがその分節約のポイントは把握出来にくいとも言えます。しかしトータルの収支がわかるので節約の意識は持てます。
慣れてきたらノートも利用し1週間単位で費目わけをして行くと良いでしょう。
通帳利用の家計簿
ノートへの記入が不要でひと月に使ったお金が一目でわかります。口座を3つに分けるのが手間といえば手間ですが、最初だけなので「入金用」「出金用」「貯蓄用」の口座を用意します。
給料が入金用口座に入金されたら固定費と必要な生活費を計算して出金用の口座に移しそのお金でひと月をやりくりします。
固定費など口座引落も出金用口座から引き落とします。引落しの明細が記帳されるので自分でおろした額の明細も書き加えましょう。
生活費の費目わけは簡単なメモをノート利用ですると節約ポイントがわかりやすいです。
次の給料振込み前日に入金用、出金用口座に残っているお金を貯蓄用口座に移します。
パソコン家計簿
家計簿ソフトの利用で家計の状況がグラフにもなり、毎月の費目ごとの増減や面倒な計算も瞬時に出来ます。
市販されていますがインターネット上には無料でダウンロード出来るソフトや無料で使えるサイトなども有ります。
家計のムダが一目瞭然、パソコン操作が出来るなら簡単に家計の管理ができるのでオススメです。パソコンに慣れていなくてもこの機会に挑戦してみても良いですね。
ノート利用のウイークリー家計簿
袋分けとの合わせ技です。準備は2ステップ。
ステップ1
ノートの表紙の裏に曜日ごと、その他の小袋を貼り付けます。
毎日レシートを入れるだけ。レシートがないものはメモを。
毎日入れられなかったものはその他に入れて、週末に整理します。
ステップ2
オリジナルの費目わけをしたノートを作ります。
(エクセルで使えるオリジナルシートプレゼント)
ノート、またはシートにひと月の予算を記入し、毎日あるいは週ごとの合計を
記入します。
最初は細かい明細は省き合計を記入しましょう。「今週の合計」だけでもOKです。
月末に5週分を合計してひと月の収支をチェックします。
まとめ
出来そうなものからはじめて続けることが大切です。
慣れてきたら費目ごとの収支やひと月の収支のバランスなどを分析して家計管理に役立て家計費の節約、貯蓄に活用していきましょう。
理想の支出バランスについて詳しく読む ⇒がっけっぷちの家計脱出作戦