DM(ダイレクトメール)は使い方次第でとても効果のある宣伝方法です。このDMをエリアを絞って格安で配達してくれるのが日本郵便の「配達地域指定郵便物」タウンメールです。
タウンメールとは?
実はこのサービス、GISデータを使ってより効率よく配達地域を選ぶことが出来るのですが、ほとんど知られていません。
*GIS=Geografic Information System(地図情報システム)
地図上に様々な条件に該当する世帯や会社などを記録し、色別にしている地図のこと。主として新規店舗の出店時などに周辺の世帯の様子などを調べて出店場所を決めるのに利用されたりしている。
タウンメールで地域指定した郵便物はこのGISデータから得られる条件を付け加えて送付先を選べるので、無条件に送付するよりはるかにコストを下げ、ターゲットの多いエリアを絞って効率よく送ることが出来ます。
条件の選び方
♦条件の選び方は、まず「商圏データ」から送りたいエリアを選びます。例えば「半径( )km」「徒歩( )分」「市区町村単位」などの条件からえらびます。
♦次に「統計データ」から選びます。
①性別・年齢
②未既婚
③家族構成
④住宅別世帯
⑤推計年収データ
*それぞれの中身も更に細分化されています。
♦タウンメールの発送
DMを配りたいエリアの郵便局(本局が良い)でGIS *Terra Map利用のタウンメールを配りたいことを伝え、営業担当者に郵便物の種類などについて説明する。
♦GIS分析依頼用エリアセグメントシート(商圏データ・統計データを選ぶ)から5から2項目を選ぶとその条件を載せた地図とエリアごとの対象数が提案される。
♦色分けされた地図から送るエリアを選ぶ。
*選んだエリア内に配達されるので当然条件に合わない世帯にも配達される。
*どの世帯に配達したのかという個別のリストは渡されないので返信用封筒やはがきの同封、WEBアドレスの明記等受取人に行動を起こしてもらう工夫が必要。
タウンメールでコスパを上げる
DM送付のコストを下げるにはターゲーットを絞った効率の良さも必要ですね。また同じ経費ならより多くのターゲット層に届けられるサービスの方がお得です。
このGISを使ったタウンメールのサービス、あまり使われていないのだそうです。知らない人が多いのだとか。確かにホームページをみても解らないのですが、積極的に使いたいサービスといえるでしょう。
形状や重さなど一定の条件を満たせば一通28円(25gまでの場合)で指定した地域に届くタウンメールをGISデータを利用することでより効率よくあなたの会社やお店の売上アップにつなげましょう。
* 結果データをTerraMap(テラマップ)に取り込み、反響のあった顧客のデータと、対象とした世帯データなどを掛け合わせることで反応率を計算できます。
タウンメールの最大の利点
タウンメールの最大の特徴は「配達する地域を町丁目単位で細かく指定できる」ことです。これにより、従来よりも効率的な販促を行うことができます。
どの地域のどのような世帯をターゲットにしたらよいのか、TerraMap(テラマップ)で地図上に分析結果を反映させ、より効率的でより効果的な結果を生み出すことができるのです。
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