お助けグッズで部屋の模様替えも安心。うっかり付けてしまった傷は原状回復の裏ワザでリフォーム代の請求を避けましょう。
傷がつかない模様替えグッズ3種
突っ張り棒、ネジ止めポールホルダー(鴨居や窓枠などにはめ込む)
突っ張り棒は制限荷重に注意してあまり重いものはかけないようにしよう。間仕切りカーテンには安くて最適。左右が壁場合、内部に柱があるところを選ぶようにしよう。(壁を叩いてみると音が違うので柱の位置がわかる)
また、クロスにへこみが出来ないように緩衝材やキャップ(100均で売っている)を利用すると更に良い。
家具と壁や柱の間でも使えるので便利。
ネジで止めるタイプは使う場所が限られるが、やや重いものをかけても安心なので場所と用途によって使いわけると良い。
カモイ掛け: バッグや帽子掛け、ハンガー掛けなどに
鴨居にかけるだけのタイプとネジで締め付けるタイプがある。どちらも手軽にもの掛けられるのでアイデア次第でインテリアにも応用できる。
着脱可能テープ: 剥がすのが簡単で粘着剤が残らない両面テープ、シート
片面が弱粘着性の両面タイプのカーペットテープなら床にPタイルを張っても剥がした時に傷が残らない。
パネルやスチレンボード等重いものにはしっかり粘着し、ゆっくり引き伸ばせばあとを残さずに剥がせる両面シートが便利。
ポスターやCDを壁に張ってインテリアに。強力かつはがせる両面テープ。
原状回復で傷をないものにする裏ワザ3編
100円均一ショップやホームセンターで手に入る補修グッズを利用する。フローリングの傷や壁紙の穴、柱のへこみ等の原状回復にトライ!
フローリングの傷: クレヨンタイプのパテと木目ペン
1.パテを溶かす~フローリングと似通った色を選び、細かい傷の中まで入るように
ドライヤーで軽く温め溶かす
2.傷を埋める~溶かしたパテを横方向に摺りこんで傷を埋める。
3.余分なパテをとる~はみ出したパテをヘラで押し付けるようにこすり落とす。
取り残しは布で拭き取る。
4.木目を描く~周りと馴染むように付属のペンで木目を書いたり色をつけたりする。
壁紙の穴: パルプ繊維のパテ(布製の壁紙には使えない)
1.型とり剤を練る~A,Bの型取り剤を同量とり、色ムラがなくなるまで良く練る。
2.型を取る~1を傷部分と同じ模様になる場所にあてて模様の型を移し取る。
3.穴を埋める~穴の部分にパテを押し付けながら平らになるように埋める。
4.型押し~パテが乾く前に2で作った型を均等な力で押し付け模様をパテに移す。
*色を付ける場合は水性や油性の塗料などを使う。パテに直接絵の具を混ぜてもOK。
柱のへこみ: 木部用のパテ
1.へこみを埋める~パテを必要な分とり、よく混ぜあわせてへこみ部分に埋め込む。
2.ヤスリをかける~パテが硬くなったら紙やすりで余分な部分を平らになるまで削る。
3.色をつける~クレヨンや水性絵の具で付け、細いペンなどで木目を描いて完成。
* 薄い色から濃い色へ少しずつ塗り重ねるようにすると失敗しにくい。
* 場合によってはかえって傷つけてしまうこともあるので慎重に作業してください。
無理だと思ったら専門家に依頼するほうがかえって安く付く場合もあります。
原状回復義務
退去時にリフォーム代を請求されるのは、故意や過失で傷をつけたり汚してしまった場合です。
日数経過による畳の日焼けなど通常の使用によるものは本来支払う必要はありませんが、敷金から差し引かれる場合も多く注意が必要です。
賃貸住宅の契約時に原状回復義務の項目をしっかり確認しておきましょう。
「部屋の模様替えをしたいけれどリフォーム代を取られるのは嫌なのであきらめる」と言うことも、「うっかり傷を付けてしまってリフォーム代を請求される」ということもない裏技です。
費用もさほどかからず、ちょっとした工夫でできますよ。後はあなたの腕次第!
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