乱立するポイント制度も「異業種共通ポイント」Tポイントと後発のPonntaが勢力を分けあっていましたが、楽天ポイントが10月に参入し三つ巴となります。
どのポイント制度が得かはあなたのライフスタイルにより違いますが今まで楽天市場を頻繁に使っていたならポイント倍増のチャンス到来です。
楽天ポイント
楽天はネット通販大手で買い物をするとネットの買い物に使える「楽天ポイント」がたまります。10月からは磁気カードが発行され、実際の店舗でもポイントを貯めたり使ったり出来るようになります。
スタート時点ではサークルK等11社が参加予定でTポイントの約110社に比べるとまだまだ少ないですが、楽天会員約9千万人を考えると新規参加が期待できるでしょう。
楽天ポイントは貯まりやすく、ネット上とはいえ使える範囲も多岐に渡って人気があります。これが実店舗でも使えるとなれば先行するTポイントやPonntaを脅かす存在にもなりえますね。新規会員も増えそうです。
異業種共通ポイント比較(利用可能な主な店舗)
現在は会員数はPontaより少ないものの使い勝手などでTポイントに軍配が上がっていますが会員数約9000万人を誇る楽天の参入で勢力図が塗り替えられるかもしれません。
サークルKサンクスの竹内修一社長は自社のポイント制度をやめ楽天ポイントに参加することを「楽天は日本一会員が多いので顧客数を大きく伸ばせるチャンス」と会見しています。
楽天の異業種共通ポイントへの参入で会員獲得競争が加速し、それぞれ新たな付加価値が増えるかもしれません。
異業種共通ポイント利用の注意点
お店独自のポイント制度だと購入履歴などはそのお店にしかわかりませんが共通ポイントはカードの運営会社を通し加盟店にあなたの利用した内容の履歴が集まります。
1枚のカードで様々お店のポイントが貯められる、というのは便利ですが、使うたびにあなたの個人情報を提供していることを忘れては行けません。中にはあまり知られたくない内容もあるでしょう。
例えばアダルトサイトの利用、購入した薬から病歴等。また利用した場所からあなたの行動範囲も調べることが出来るのです。
こういった個人情報の提供の対価としてポイントが付与されていることを忘れては行けません。その上で上手に利用していきたいのが共通ポイントと言えます。
蛇足ですが、TポイントのENEOSに対向するPontaの昭和シェル石油ですがPonta加盟店なのにシェルスターレックスカードを使うとPontaを使うより得な場合もあるということもあります。
ENEOSでも店舗によりポイント3倍デー、や5倍デーと違いがあったりします。
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