食材を無駄なく使い食費を節約
食材を一回で全て使い切れれば良いのですが、なかなかそういうわけにも行きませんね。無駄なく使い切り食費を節約するためには適切な保存法を知ることが大事です。
何でも冷蔵庫に入れれば良いわけではありません。食材毎に違う保存法をしっかり覚え食費の節約をしましょう。
根菜類は常温、葉物は畑に生えている状態と同じように立てて保存すると長持ちします。冷凍は一気に内部までしないと細胞が壊れ、美味しくありません。
生野菜は冷凍にはむいていませんが、一手間かけゆでたり切ったりすればOK。鮮度の落ちた生野菜よりも栄養素が多いのもウレシイですね。
ごはんやうどんも炊きたて茹でたてを一気に覚まし冷凍保存すると美味しく食べられますので、電気代の節約にもつながりますよ。
食材毎の冷蔵、冷凍保存の基本をまとめてみました。
冷蔵保存例
・きゅうり 新聞紙でくるみビニール袋に入れ4~5日でたべきる
・ほうれん草 根本を下にしてビニール袋に入れ、口をしっかり閉じる
・キャベツ・レタス 傷んだ葉や変色した部分は取り、ビニール袋に入れて口を閉じる
・ブロッコリー ビニール袋に入れ口を閉じる(エチレンガスで他の野菜を痛める)
・玉ねぎ 使い残しは薄皮のついたまま空気が入らないようにラップでつつむ
冷凍保存例
冷凍に向いていないもの: 牛乳、卵、豆腐、こんにゃく、ゼリー、生野菜等
冷凍する際の注意点
・細胞が崩れないよう一気に内部まで冷凍することがポイントです。例えば肉を解凍した時に濁った汁が出てくる場合は冷凍で細胞が壊れたためです。勿論美味しくありません。
・一気に冷凍するために欠かせない下準備は食材を薄く切る、一食分ずつ小分けにする、ラップでぴっちり包む(酸化と乾燥を防ぐため)、調理済みにするなどが有ります。
・肉や魚は味付けをする、野菜は下茹でしておくと長持ちします。
・すぐ食べられる状態で冷凍しておくと忙しい朝や、疲れて帰ってきた時の調理が簡単で大助かりです。
一手間ア・ラ・カルト
冷凍しても扉の開閉で空気に触れると酸化が進行するので開閉は素早くしましょう。
いったん冷凍したものをジッパー付きのビニール袋に入れ替え、ストローで中の空気を抜き真空状態にすると酸化、乾燥を防げるのでより長く保存が出来ます。
野菜の上手な冷凍方法
・じゃがいも ゆでてつぶし、小分けにする
・ほうれん草 固めにゆでよく水を切った後同じ長さに切り揃えラップで包む
・トマト 生をザクザク切ってジッパー付きの袋で冷凍。ソースなどに利用
・だいこん おろし大根は小分けしてジッパー付きビニール袋に小分け。
千切りは塩を振って冷凍
・人参 薄切りにして柔らかくゆで、水分を拭き取りラップに包む
・玉ねぎ みじん切りか薄切りで炒め、ジッパー付きビニール袋に小分け
・なす まるごとゆで水分を拭きとってからラップで冷凍
・ピーマン ナマのまま薄切りにしてジッパー付きビニール袋に小分けする
・しいたけ 汚れを落とし、石づきをを切り落として逆さにラップに包む
・きゅうり ジャバラ切りで塩をふりラップに包む
・ブロッコリー 固めに茹で水分をよく切り、冷凍後ジッパー付きビニール袋に
冷凍した食材を美味しく食べるには
肉や魚は汁を出さないように解凍するのが最大のポイントです。それには冷蔵庫に移し自然解凍するがベストですが、時間がない時は電子レンジで半解凍して使いましょう。
「解凍」モードのあるレンジなら自動でOK。
葉物はおひたしならレンジ、もしくはさっとゆでます。炒めものは熱湯をかけ水分を絞る、グラタンなどはそのまま、と食べ方に合わせて解凍します。
じゃがいもはサラダなら自然解凍、コロッケなどは電子レンジで。
これはびっくり!こんなものも冷凍出来る?
・サンドイッチ レタスなど生野菜は入れずにハムやポテトなどをはさみラップで包む
・卵 スクランブルエッグにしてラップに包み冷凍してから真空パックに
・ケーキ・和菓子 ラップに包むか真空容器にいれる
・ソース焼きそば 固めに炒め一食分ずつラップで包み、冷凍してから真空パックに
・カレー 人参、じゃがいもが入っていたら取り除き、丸型の密封容器で冷凍
時間のあるときにまとめて作り、一食分ずつ小分けにしておくと便利です。
冷凍保存術をマスターして、セールのお得商品を活用、食材のムダをなくす事で食費、光熱費、時間の節約も出来ます。
更に豊富なレシピで食卓も賑やかに!
⇐楽天が共通ポイント参入!乱立するポイント制度どこが一番お得になるの?ヘ