禅問答風ですが、心のなかを掃除でキレイにすることは出来ないが、身の回りの環境をキレイにすることは出来る、それにより自分の心もきれいになる、ということ。
机や引き出しが乱雑な人はなんとなくその人の話を真剣に聞けないような雰囲気を持ってしまいませんか。
身だしなみや応対なども同じです。それがすべてとはいえませんがきちんとした環境を作れる部下には同僚も上司も敬意を払うように成るものです。
上司の信頼を得られる環境を自ら作り出す
だらしない、挨拶がきちんとできないといっただけで上司の見方や感じ方が大きく変わることもあります。
まだまだ見た目だけで多くの判断を下す上司も多いのが現実です。
あなたが問題無いと思っていることでも、上司が同じ感覚で見ているとは限らないということに注意しなければ行けません。
身の回りをきちんと整理整頓することは必要な書類などをすぐに取り出せる環境でも有ります。
机の引き出しも使いたいものが使いたいときに取り出せるようにしておく、大事ですね。
ちょっとした事ですがこういった積み重ねがあなたを「できるやつ」という印象付けをするのに役立つのです。
上司の反応を素早くキャッチ「状況判断知性」
EQ(Emtional Intelligence)理論で用いられる「状況判断知性」は相手の顔の変化や姿勢の変化といったものを見逃さないということです。
・どの話が効果的か
・どの話に対して慎重になるか
・どの話が聞きたくないものか
こういったことを判断します。
ちょっとした相手の反応の変化に気付き敏感に相手の気持ちを察すること、その反応に応じてコミュニケーションの方法を工夫していくことが大切です。
自分の言いたいことだけを一方的に話していては上司の共感や良い指導を受けることは難しくなります。
相手の受け止め方に応じたコミュニケーションをとれるようになると信頼も得られ影響力も磨けるということです。
まとめ
上司の信頼を得て成功するためには上司に対する影響力を磨くことが大切です。
それにはまず環境つくり、そして上司を観察して上司を知る努力も必要です。
オフィスでの会話や上司の態度を見て、上司が何を求めているのか、どのような接し方をすると良いのか等を上司の個性や状態に合わせて考えていくことです。
また、常に相手の反応に敏感になりその反応に応じてコミュニケーションの方法を変えていくことも心がけましょう。
どれも今すぐスキルが身につくというわけではありませんが、毎日積み重ねることがあなたのコミュニケーション力を磨き上司の信頼を得るための意外な近道になるのです。