3人に一人は持っていると言われるTポイントカードの登場は共通ポイントサービスの先駆者として、ポイントサービスに画期的な進化をもたらしたといえます。
異業種の企業を横断して利用出来るTポイントの利便性はポイントカードが氾濫する市場で圧倒的なシェアを誇っています。
2013年7月に「Yahoo!Japan」とのポイント統合が発表され利便性は更に拡大しています。顧客志向を焦点にした事業戦略が人気の原点といえます。Tポイントの9つのメリットを改めて検証し新たな利用法を手に入れましょう!
Tポイントのメリット
1.共通してポイントをためられる
なんといってもTポイントの最大のメリットは異業種で多くのポイントがためられるということでしょう。
Tポイントカードを持っていればサービスごとのポイントカードを持たずに共通のポイントをもらうことができ、ポイントのもらいそこねが防げます。
また、使える範囲も多岐に渡り消費者が使いやすくお得感を得られる優れたサービスが様々な業種で共通して使えることも人気の秘密。
更にTポイントはネットだけでなく実際のお店でも共通して使えるのも魅力です。Tポイントをもらったお店ではなく他のお店やサービスに使うことが出来るのです。
Tポイントの他にも共通ポイントを使えるポイントカードは有りますがクーポン券と交換しないと使えなかったり、交換できるポイントの下限が設定されていたりで一定のポイントが貯まらないと使えないなど、必ずしも有効に使えるというわけではありません。
2.カードを共通化出来る
Tポイントカードはたくさんのポイントカードをもたなくても1枚のカードでどの加盟店でも共通で使えるという利点があります。
ただしTポイントカードにも発行企業によって特典や独自の機能がついていたりするので注意が必要です。特にクレジット機能付きのTカードは慎重に選ばないとみすみすポイント獲得のチャンスを逃すことにも。
Tカードを復数持っていてもそれぞれのポイントを合算することは出来ないので注意してください。
よく使うお店や企業、あるいは毎月一定額以上の利用がある場合はそこで発行されたTカードにしたほうがポイントのたまり具合が多いです。
ライフスタイルに合わせてTポイントの発行先を選ぶことが、ポイントをより多く獲得したり特典などを得ることが出来ることになります。
♦特典が豊富なファミマTカード(クレジット機能付き)
・火曜日と木曜日ポイント3倍(一般会員は2倍)
・大人の日ポイント2倍
・ポイントバック
・優待特典など
♦Tカードプラス(クレジット機能付きJCBカード、除ライトブルー)
・カード発行から3ヶ月間加盟店での支払いポイント3倍
・加盟店でのカード払い1,000円以上一件につき5ポイント加算
カードの種類により特典が異なることを念頭にして最適の種類のTカードを選ぶことが重要です。
3.1ポイントから使える
レジで「端数はポイントを使いますか?」と聞かれたことがあるのではないでしょうか。多くのポイントサービスはある程度まとまったポイントにならないと使えないことがほとんどです。
Tポイントは1ポイント単位で使えるお店などが全国に展開していてとても利用しやすいポイントサービスです。
一つのお店でまとまった額の買い物をしなくても良いし、一般的なポイントカードのように有効期限が固定してありません。最後に利用した日から一年、と自動更新機能がついているので利用中は期限はないようなものです。
Yahoo!JAPANとの提携でネットで利用できるポイントの範囲が格段に広がりました。中には税金や公共サービスの支払いに使える地域もあります。
実際の店舗とネットで1ポイント単位でスムースに利用できるようになり更に魅力あるポイントカードとなったと言えます。
4. バラバラのポイントをまとめられる
ポイントサービスの中には他のポイントやマイルへの交換がスムースに出来る機能が備わって来たものもあります。あちこちでたまったバラバラのポイントを利用したいポイントやマイルにまとめることがで切るのです。
この機能が使えればチリも積もればなんとやらで思わぬ高額な特典に交換できたり、支払いに当てたり出来るようになります。
総合ポイントサイトのTサイトでは交換ができるポイントの種類は26,Yahoo!JAPANでは26あります。(2014年5月17日現在)
♦ポイント交換の注意点
・するとポイントの価値が下がる
・交換に手数料がかかる
・交換に時間がかかる
・交換数に制限や付帯条件がある
1ポイントあたりの価値が下がってもTポイントにまとめたほうが得をすることもあります。使い勝手の良さもTポイントの魅力と言えます。
5.工夫次第で増えるポイント
電子マネーのチャージをクレジットカードですると、クレジットチャージにクレジットのポイントが加算されるものもあります。
更に電子マネーで支払うことでTポイント、電子マネーのポイント、クレジットカードのポイントと1回の支払いで3つのポイントが加算されるものもあります。
コンビニなど電子マネーが使いやすいお店では積極的に活用してポイントを増やしたいですね。
Edyでの支払いなら、電子マネーのポイントをTポイント(Edy de ポイント)にすることも出来ます。
支払い方法を工夫することでよりポイントを貯めることが出来るよう検討しておくことで有利にポイントをためましょう。
6.残高確認がし易い
一般的なポイントカードはポイント残高の確認がすぐに出来ないものが多いのですが、Tポイントはレジと連動している多くのお店でレシートに残高が表示されています。
ネット会員登録をしていれば「Tサイト」でポイント口座の履歴もすぐに確認できるのでとても便利です。
オンラインでリアルタイムのポイント確認システムを持つTポイントは世界最高水準のポイントサービスと言ってよいでしょう。
7.全国で利用が可能
Tポイントは貯めるだけでなくためたポイントを全国各地で使える環境が多く利便性が良いです。ファミリーマート、ENEOSU ,ガストなどTポイントがそのまま支払いに使える全国チェーンが増えているのです。
いわゆる商店街のお店でもTポイントの加入店が増えていて利用できる機会も多くなっています。
引越し先でも同じようにためたTポイントを使えるのもTポイントのメリットの一つです。
8.ポイントを長い間ためておける
Tポイントの有効期限は最後に使った日から1年間です。つまり日頃使っていれば無期限にポイントをためておくことも可能になります。
かなりの高額な特典をターゲットにする場合、大変有利な点でしょう。
国際線の特典航空券はANAマイルだと有効期限は36ヶ月なので交換はかなり難しいと言えますがTポイントなら交換の上限もなく500ポイント単位で交換することができるので、特典航空券を手に入れられる可能性が大です。
大きなポイント数が必要な特典の交換にはTポイントの有効期限の使い方は有用と言えます。
9.ネット利用もお店と同じ口座が使える
Yahoo!JAPANでTポイントが使えることになりますます自由に使えるポイントサービスとなりました。
より多くのTポイントを獲得するにはTサイト、Yahoo!JAPAN、Gポイントなどのポイントサービスサイトから購入することが重要です。
また、Tポイントツールバーを使うと更にポイントを増やすことも可能です。
ネットをよく利用する場合は、Tサイト、Yahoo!JAPANの特徴をとらえてより多くのTポイントを獲得しましょう。
まとめ
Tポイントカードは「異業種共通ポイントカード」として様々な他の業種とも共通に使える、消費者の利便性を考えて登場し圧倒的なシェアを誇っています。
Yahoo!JAPANとの提携でますますその利便性は高まっています。
10月にはYahoo!JAPANと並ぶネットの巨大市場楽天のスーパーポイントが共通ポイントに参入予定です。消費者にとっては新しいサービスやポイント獲得の機会の増加など歓迎すべき事といえるでしょう。
ポイントサービスの攻略法は幾多とあります。ライフスタイルに合った利用でより有効に使いましょう。
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